ユリエルのポコモンラボ

主にポケモンについてのあれこれを書いていきます。

【VGC2019ムーン】オーガルギアVer2.10【INC.FEB.】

 
はじめに
 2月22日から24日にかけて行われたJCSのインターネット予選『2019 International Challenge February』に参加しました。結果は31勝14敗で最終171Xとボーダーにかからない残念な結果となりました。しかしながら、これまでの自分が1600手前で心が折れて撤退していたので、しっかりと45戦消化して、1700という低くはないところまで上げることができたのは大きな進歩だと思っています。今回ここまで戦えたのは、このオーガルギアと共に「やまポケ」や「つのオフ」で良い経験を積ませて貰ったことが大きいのかなと思います。感謝。
 次のJCS予選、最後の予選となるわけですが、ウルトラルールはサン、ムーンからガラッと環境が変わるであろうルールとなりますし、ムーンルールよりも勝つ自信がありますのでしっかりと準備して頑張りたいですね。
 
 ここからは今回使用したパーティの紹介となります。水と飛行の通りの良さからカイオーガとルギアを選んで組み始めたパーティですが、結果としては前半テテフアギルダーでガンガン攻めて、後半ルギアの高耐久で詰める動きを理想的な動きとしたパーティとなりました。まだまだ、細かい部分で煮詰めていけそうな感じはしておりますが、それなりに形にはなっていると思いますので、最後まで読んでくだされば幸いです。
 
 
概要
 先発のテテフアギルダーを起点として有利な場面で高火力のカイオーガを出して潮吹きを撃っていったり、高耐久のルギアを出して光の壁や瞑想で相手を詰ませにいくパーティとなります。これを可能としているのが、軽業により追い風下でも先手を取りつつ、命懸けで自己退場できるアギルダーであり、このポケモンの動かし方がとても重要となってきます。
 
 
基本選出・立ち回り
 相手の伝説2枠に対する基本選出と立ち回りを書いていきます。
 
カイオーガ+ゼルネアス
→前:イメージ 14イメージ 15 後:イメージ 16イメージ 17
 先発で相手の追い風要員を優先して処理しつつ、オーガゼルネに対してナットレイをぶつけていきます。その際、2匹同時だと場合によっては数値負けしてしまうので、ルギアで光の壁を貼り、比較的安全に処理していきます。一番意識した相手だけあって、有利に戦うことができるかと思います。
 
→前:イメージ 14イメージ 15 後:イメージ 16イメージ 17
 S操作をしてくるルナアーラを先発のテテフアギルダーでどうにかできるかが鍵となってきます。特に初手ガオガエンルナアーラと対面した場合にルナアーラが守るかどうかで大きな択となります。追い風が予想される場合はアギルダーが追い風下でも動けることを加味してガオガエン集中でもいいかと思いますが、トリルの場合は…難しい場面です。
 
グラードン+ゼルネアス
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 先発次第なのとゼルネアスに対してナットレイを選出できていない点が気になるところです。ただ、このパーティには先発にテテフライドがいることが少なくなく、カプ・テテフの重力+フワライドの追い風からのグラードンで断崖の剣を通してくる動きがあるため、その場合、とても厳しい立ち回りを強いられてしまいます。
 
ルナアーラ+ゼルネアス
→前:イメージ 14イメージ 15 後:イメージ 18イメージ 17
 こちらもルナアーラをテテフアギルダーでどうにかするゲームになります。また、ゼルネアスと一緒にいるルナアーラは自己暗示を持っていることも少なくなく、ルナオーガ以上に厳しい相手となります。
 
 
イメージ 19は、最後に入ってきた補完枠であり、ガオガエンをミズZでなんとかしたいときや、ゼクロムイベルタル+カプ・コケコ+ガオガエンといった苦手な並びに対して出していきたいと思っています。
 
 
個別紹介
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 伝説枠その1。対面有利な場面で繰り出して、潮吹きを優先して撃っていきます。本パーティでは追い風等のS操作をしないため、決められたターンで相手を倒しきるよりも確実にダメージを与えていくことを優先して、耐久を重視した構成となっています。
 
 
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 伝説枠その2。エアロブラストでカイオーガの障害となる草タイプを処理して、光の壁で対カイオーガ+ゼルネアスのためのナットレイをサポートします。そして、終盤に瞑想+羽休めで詰ましにいきます。
 耐久は種族値と特性の時点で既に十分なため、Cに多く振ることで瞑想+ヒコウZでそれなりの火力を出せるようにしています。
 
 
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 パーティの始動役その1。サイコフィールド下でサイコキネシスを撃っていくことが理想的な動きですが、アギルダーの命懸けにマジカルシャインを重ねたり、シャドーボールルナアーラを倒しに行ったりといった場面も多々あります。この環境はDが厚いポケモンが多い印象のため、ムーンフォースの枠はサイコショックで良かったかもしれませんね。
 
 
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 パーティの始動役その2。このポケモンが活躍するかによって勝敗が左右されるといっても過言ではないポケモンであり、一手一手がとても重要となってくるポケモンです。
 ①アシッドボムによりカプ・テテフサイコキネシスでワンパンできるようにする。②命懸けにより、後続が苦手とするポケモンを無理矢理処理する。③虫の抵抗を連打することにより対面のポケモンを無効化して、後続の伝説枠が動きやすくする。…といった動き方を状況によって見極めて行く必要があります。
 特殊方面はサイコシードの効果もあってそれなりの耐久が期待できますが、物理方面は紙耐久のため注意が必要です。
 
 
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 補完枠。これまでにこの枠には化身トルネロストゲデマルガオガエンと採用されていましたが、カプ・コケコに有利に戦えて、Z波乗りで多くのガオガエンを倒すことが出来るこのポケモンに落ち着きました。このポケモンを選出する場合はアギルダーの代わりにカプ・テテフと先発で出していくことになります。10万ボルトはあまり撃つことがなかったため、エレキネット等に変えてもいいのかなと思いました。
 
 
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 対カイオーガ、ゼルネアス枠であり、ルギアと共に終盤で詰ませに行くためのポケモン。ルギアで光の壁を貼ることで、ゼルネアスにジオコントロールをされていても問題なく戦えます。ルギア+ナットレイの並びはガオガエンさえいなければ、かなり有利に戦うことができるので、この勝ちパターンを目指す場合は終盤までになんとかガオガエンを倒しておく必要があります。
 
 
おわりに
 今回のINCは集中力を切らさないようにするため、5戦ごとに休憩を取る(気分転換に家事をするわけだけど)ように心掛けて、とりあえず最後までやることを目標に取り組みました。結果として今の自分の実力は出し切ることができたのかなと思いますし、何戦か格上と対戦することもできて、自分はまだまだ弱いって気付くこともできて、大変良い経験になったと思います。運要素の多いゲームだけど、強い人はやっぱり強いですよね。
 パーティ紹介は以上となります。ここまで読んでくださり、有難うございました!