ユリエルのポコモンラボ

主にポケモンについてのあれこれを書いていきます。

【シングル】バシャナットサンダーVer1.00【シリーズ9】

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はじめに

  潮吹き、力を吸い取るを使うブルンゲルを使いたいというところからスタート。BWで流行ったナットゲルからナットレイを採用。そこからサンダーがとても強い環境であるということもあり、バシャナットサンダーのバシャーモ、サンダーを採用。バシャーモと相性の良いカプ・テテフを採用。最後に相手のサンダー対策としてドサイドンを採用とした。

 構築作成までの流れ通り、コンセプト云々というよりは、タイプのバランスを重視しており、サイクルを回して有利対面を作ることでアドを取っていくパーティとなっている。

 

個別紹介

バシャーモ@気合の襷 加速/無邪気
155-172-90-131-81-145
(0-252-0-4-0-252)
シャドークロー/オーバーヒート/起死回生/堪える

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 単純なアタッカーとしてではなく、襷と堪えるにより相手のダイマックスを受けることを意識した型である。ダイジェットのS上昇に対して、こちらも加速でSを上げられるため、このポケモンと相性の良い型だと感じた。ダイマックスは基本的にこのポケモンでは行わずに後続のポケモンで切りたいところだが、相手の展開を止めるために仕方なく切るという場面も少なくない。

 起死回生は襷、堪えると併せて採用し、オーバーヒートは反動ダメのあるフレアドライブ以外で一番火力のある技として採用、シャドークローはゴーストタイプ、特にドラパルトに対する打点を確保したかったため採用している。

 

ナットレイ@フィラの実 鉄の棘/意地っ張り
180-150-151-x-136-51
(244-180-0-x-0-84)
パワーウィップアイアンヘッド/電磁波/寄生木の種

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  主に受け出しから攻撃を仕掛けることを想定しており、攻撃に多くの配分を割いた型である。そのため、このポケモンダイマックスを切ることも少なくない。

 素早さに振っているのは、ブリムオンやブリザポスの上を取りたかったからであり、ジャイロボールではなくアイアンヘッドを採用しているのもそのためである。パワーウィップは火力重視で採用。電磁波や寄生木の種は、他の耐久型に比べて、使用頻度は少な目だが、サイクル戦の中であると便利なため採用している。叩き落とす等のサブウェポンも選択肢に入ってくるが、攻撃に振り切っているわけでも火力アップアイテムを持っているわけでもないため判断が難しいところ。

 

サンダー@命の珠 プレッシャー/控え目
167-x-105-193-110-152
(12-x-0-244-0-252)
10万ボルト/暴風/熱風/羽休め

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  このパーティのエースとして、特攻重視の型を採用。ダイマックスもほぼこのポケモンに使用する。

 攻撃技3つ+命の珠は単純に強い組み合わせということで採用。羽休めはダイマックス時にダイウォールに変換される変化技が欲しかったことと、耐久に振らずとも元々数値の高いポケモンであるため、羽休めで回復できる機会がそれなりにあることから採用している。プレッシャーは羽休めと相性が良いということもあるが、素早さ判定に使える場面も少なくないため今回はプレッシャーを採用した。

 

カプ・テテフ@拘りスカーフ サイコメイカー/控え目
145-x-96-200-135-147
(0-x-4-252-0-252)
サイコキネシスサイコショックムーンフォースシャドーボール

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  攻撃技4つ+拘りスカーフの速攻アタッカー型。スカーフの強みを活かすためにダイマックスは基本的に行わないが、どうしても技の切り替えが必要なときはダイマックスを行う。

 サイコキネシスムーンフォースは確定として、サイコショックはラッキー、ウツロイド等の特防の高いポケモン、そして、突撃チョッキ持ちに対してサイコキネシスと打ち分けて使用したいため採用している。残りのシャドーボールは技範囲を考えて補完のために採用した。

 

ブルンゲル@神秘の雫 貯水/控え目
201-x-93-150-126-84
(204-x-20-252-4-28)
ハイドロポンプシャドーボール/潮吹き/力を吸い取る

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  攻撃技3つ+回復技の鈍足アタッカー型。サンダーと同様にダイマックスを積極的に使用したいポケモンではあるが、環境的にサンダーで攻めたい場面が圧倒的に多い印象。

 潮吹き、力を吸い取るはコンセプト上の関係もあり採用。シャドーボールはタイプ一致と技範囲の広さから採用。ハイドロポンプは潮吹きが威力不安定のため、その補完のために採用しているが、対水タイプを想定してギガドレインエナジーボールを採用した方が良いかもしれない。

 力を吸い取るは単純に性能が高い技で、物理アタッカーのダイマックスを後攻で力を吸い取るを使うことで受け切ったり、タイプ不利な鈍足物理相手でも上から力を吸い取るを使うことで受け流したりできる場面も多く、まだまだ煮詰めていきたい技だと感じた。

 

ドサイドン@突撃チョッキ ハードロック/意地っ張り
217-200-151-x-90-61
(212-172-4-x-116-4)
地震ストーンエッジ/冷凍パンチ/炎のパンチ

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  突撃チョッキを持たせた鈍足アタッカー型。ナットレイブルンゲルと同様に必要に応じてダイマックスを切っていく。

 技構成について特に言うことはないが、岩技は一貫しやすいため少しでも後続に負担を掛けられるストーンエッジを採用した。そのため、冷凍パンチは命中不安のストーンエッジを補完する役割も持っている。炎のパンチは、ナットレイや鋼・飛行タイプ等に隙を見せないために採用している。有利不利がはっきりしているポケモンであるため、受け出しから相手の後続に撃っていける角ドリルも選択肢に入ると思う。

 

おわりに

  GW中あまりに暇だったため、何か一つ構築を作ってみようと思い作ってみました。6匹は初めの段階で決まっていて途中で変更もしませんでしたが、技構成等は対戦しながらあれこれ試行錯誤して、今の形になりました。細かい部分で迷っているものもありますが、自分としては満足のいくパーティになったと思っています。

 シリーズ8が禁伝ルールということもあり、長らくポケモン対戦をしていませんでしたが、やってみるとやはり楽しいですね。がっつりと遊ぶことはなかなか難しいですが、今後もちょくちょく遊んでいけたらと思っています。

 ここまで読んでくださり有難うございました。次の機会にまたお会いしましょう。